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the cave KOBEでは自家製オニオンスープを販売しています。一杯500円(店内価格)です。

ライブの日は、オーダー頂いてからお作りしてご提供しています。20分少々、お待ちください。
ライブのない日は1階入り口の軒先で「汁や」として販売しています。

調理工程は

みじん切りしてソテーした玉ねぎ。
冷めた状態で水を加え、擦りおろし生姜と塩を加えて煮立てます。

一煮立ちしたら火を止め、玉ねぎを休ませます。
気持ちよさそうに湯船でウトウトし始めた頃に入浴剤の様にコンソメを、ビックリさせない様にそっと加えて溶かします。
その後、再び火を入れ、沸騰直前に擦りおろし大蒜、醤油類、香辛料などの香りものを加え、最後に煮立ったところで火を止めて油脂類をそっと入れて余熱で溶融させて全体に行き渡らせます。

材料全般、実績ある良質の素材を使用。
そのままでも、とある香辛料を一振りしての味変も楽しめます。
チーズを加えてリゾットにしても、お好きなパスタでスープパスタとしても使える、自信作です。

寒い時期なので、麦汁(いいちこ)、いも汁(黒霧島)、梅汁(梅酒)もお湯割りでご提供しています。こちらは軒先価格で一杯500円。
いずれも「汁」です。汁。

余談ですが

父は麺職人でした。主に蕎麦、うどんでしたが、様々な料理をご提供していました。
僕も調理場でだし焚きや揚げ焚き、かやく飯などの仕込みや蕎麦打ち、うどん打ち、揚げ物などやったものです。
学生時代には、洋食レストランでアルバイト。

いずれもいい経験でした。ですが、資格(飲食関係)を取ってからは音楽を生業にするために飲食の世界から離れました。
後にご縁があり、大手食品会社の新商品企画開発などに関わらせて頂きましたが、今思えばいずれも「汁もの」関係でした。
不思議なものです。

生まれた時から汁屋の息子。
逃れるのをやめて、活かそうと思考転換しての最初の自信作が「自家製オニオンスープ」です。

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